top of page
​池川こども園

主要構造部を含めた老朽化による保育所の建て替えです。  敷地は2020年水質日本一、仁淀川の支川沿いで山側と川沿いからアクセスできる自然に囲まれた傾斜地です。計画は山側に堅固なRC造の園舎を配置し園舎と園庭の安全性を向上させるとともに谷側へ開きました。  子ども達の体格差を考慮して年次や活動によって分けても遊べるよう中庭やフラットな屋上芝生広場、ルーフテラスなど複数設けた遊び場は、各保育室からも直接出られる立体的な回遊性をもたせた構成としました。平面的にコンパクトな園舎は動線が短くなるよう各室を配置し、断面的な起伏により各室の居住性の向上を図り、特徴の異なる園庭は屋内を繋ぐように連環します。  敷地と園舎が合目的的ではなく、積木のように遊び方を自由に考えて学べる場所となることを目指しました。また、敷地内外の植栽計画の一環として子ども達と一緒にどんぐりなどの地場の種子を拾い育てており、将来的には町道との境のフェンスをなくすことを計画しています。

_DSC1112arhtw.jpg

​用途:幼保連携認定こども園

竣工:2021.03

規模:412.2㎡​

敷地:高知県吾川郡仁淀川町

省エネ性能:BELS☆☆☆☆☆同等

(省エネ法計算結果による簡易算定:エネルギー消費量47%削減)​

構造設計:AIG

外構設計:SfG

 施工:尾崎建設興業

DJI_0406b_edited.jpg

© 2018 yokota design office

bottom of page